みなさんこんにちは

久しぶりのブログ投稿となります。
5月も半ばへと差し掛かりますが、これから一ヶ月をブログ強化月間と位置付けたいと思います。

さて、タイトルでいきなり書いてしまいましたが「歯医者で虫歯は治らない」
これは事実です。
虫歯が治せるのは本人だけなのです。
虫歯というのは「う蝕」とも呼ばれますが、
これはご存知の人も多いとは思いますが、感染症です。
メジャーな虫歯菌であるミュータンス菌ってのが問題なんですよね。
さて、この菌がどのくらいいるかっていうのが虫歯になるかどうかの一つの目安となります。
どれくらいといっても、口の中には約10億とも言われる細菌が住んでいます。
これらを常在菌っていうんですね。
常在菌ってことは、普通に当たり前にそこに存在している菌ですから、普通の環境であれば、特に悪さをすることもない。
ただ、ある特定の菌が生活しやすいように偏った条件になると、いろいろ問題が起きるわけです。
虫歯菌であれば、口の中のpHが大きく関わってきますね。糖質が多い食事であれば、ミュータンス菌が喜んじゃうわけです。

そして、虫歯菌が酸を出して溶かした歯が虫歯ってわけなんですけど
虫歯の治療って、虫歯菌のは入り込んだ歯の部分を削り取って、他の物質で補填しちゃおうってことなので、
それは虫歯を治したというよりは、掃除して、穴を塞いだだけなんですよね。
実際、これだけだと、虫歯のリスクが下がったわけでもないんです。
口の中の環境・食習慣が変わっていないのであれば、また、どんどんと新しい虫歯を作るわけです。
ということで、歯医者で虫歯を治すってのはかなり無理のある話です。
いや、もちろん、虫歯にならない環境づくりの協力・アドバイスはさせていただきます。
実は、それこそが一番大事な歯科医の仕事なんですから！

皆様、あけましておめでとうございます。

福井県敦賀市の多田歯科クリニック

院長の多田です。

私事ではありますが
年末年始にトルコ旅行に行ってまいりました。

家族５人でのツアー旅行ではありましたが、ガイドさんや添乗員・同行客の皆さんに暖かく接していただき、非常に楽しく濃密な時間を過ごせました。

旅行に行くと、その土地土地の面白いものが目に止まります。

イスタンブールの空港の地下にあるスーパーで、お土産を物色している時、その場に似つかわしくない物体が目に飛び込んできました。

職業柄、こういうものには反応してしまいますが、このグミのような入れ歯のようば物体は一体誰が買うのでしょうか？

まあ、私は日本まで持ち帰ることとなりましたが・・・

多田歯科クリニック　院長多田です。

6月16日（火）〜6月22日（日）まで多田歯科クリニックは院長不在のため休診させていただきます。

6月のスケジュールは以下のようになります。

6月12日（木）　通常診療
6月13日（金）　休　診
6月14日（土）　診療（東先生）
6月16日（月）　診療（東先生）
6月17日（火）〜6月22日（日）休診
6月23日（月）　診療（午前は東先生のみ、午後は通常診療）
6月24日（火）〜　通常診療になります

皆様には大変ご迷惑をおかけして、申し訳ございません。

本日は日曜日で、診療はお休みですが、院長多田は金沢まで歯科材料の展示会に参りました。実は、その展示会で行われる道幸武久先生の講演がお目当てだったのです。
道幸先生は、セルフブランディングで有名なコンサルタントで、多くの有名人の方々をコンサルしたという実績をお持ちです。
かの有名な新谷弘実先生の著書「病気にならない生き方」も道幸さんがプロデュースしていたというのですから、驚きです。
また、道幸先生は歯科の分野でのクライアントが多く、精通していらっしゃるので、歯科のブランディングについても実践的な方法をお持ちのようです。
その中でも人をやる気にさせる5つのＭの話は大変参考になりました。
5つのＭとは

money
medal（名誉）
mission
master mind
message

特に、ミッションを持って、メッセージを伝えていくことの重要性を再確認しました。
そして、即実践すること。これが肝ですね。
また、明日からの診療、歯科の啓蒙活動に尽力していく次第であります。

1月7日

一月最初の月曜日は、私にとって、そして多田歯科クリニックにとって非常につらい日になりました。

それはあまりにも突然で、あまりにも悲しい出来事でした。

私どもと一緒に当院で働き、その笑顔でいつも支えてくれた一人の女性が亡くなるという全く予想していなかった現実が、私たちの前に突きつけられたのです。

彼女はいつも笑顔を絶やさず、いつも真剣にクリニックのことを考えてくれて、こちらのわがままにも臨機応変につきあってくれました。

そして、「このクリニックが好きだ」「この仕事が好きだ」とまだまだ至らぬところの多い歯科医院ではありますが、心の底から愛してくれていたのだと思います。

彼女の年齢は40歳。まだまだこれから、女性の平均寿命の折り返し地点でしかありません。まだまだ信じられません。先週の金曜日には仕事始めで顔を合わせて「おめでとうございます」と挨拶したばかりだったのです。

クリニックで診療していると、なにもなかったように彼女が「こんにちは」と現れるのではないかと、そんな気がして、私はつい振り返ります。でも、彼女はいないのです。

クリニックのスタッフ全員で、昨夜はお通夜、本日は葬儀に参らせていただきました。そこで笑わない彼女を見てこれが現実なんだなと理解しました。涙があふれてしばらくとまりませんでした。

今、考えると彼女の存在は非常に大きな物でした。クリニックを支える大きな力でした。ただただ感謝の気持ちで一杯です。心残りなのは、もっと彼女と話しておけば良かったなということ。彼女はパートタイムで働いていましたが、今後シフトを増やして、もっと医院に貢献したいと年末に相談していたところでした。よりよいクリニックにするために話し合っておけば良かったな。

当クリニックは、彼女をはじめ、スタッフの力を借りて運営しております。今後もクリニックの発展を考え、スタッフにとっても働きやすく、やりがいがあり、誇りの持てる職場にしていきたいと思っています。彼女が大切に思ってくれたこのクリニックを、彼女に恥ずかしくないようによりよいものにしていきたいのです。

今まで本当にありがとうございました。あなたと一緒に仕事ができて、本当に良かった。

天国でゆっくりしてください。そして、多田歯科クリニックをいつまでも見守って下さいね。

多田歯科クリニック　医院長　多田伸一郎です。

11月に多田歯科クリニックのウエブサイトが完成し、見られた皆さんから「可愛い」「親近感をもてる」などなかなか良い評価をいただいており、大変喜んでいるところです。
さて、以前にも多田歯科クリニックではウエブサイトを持っていたのですが、そのサイトは、ほとんど作ったままで、動きがなく、新しい情報が更新されないもので、大変反省しております。
そこで、今回はできる限り、地域の皆さんに情報発信できるようにしていきたいと考え、ウエブサイトとWord Press、Facebookを連携させることで、より新鮮な情報を皆様にお送りできるようにと考えています。リニューアルしてから、更新が滞ってしまいましたが、最初の所信表明的内容を書こうとすると、なかなか敷居が高かったもので、今後はすこし更新頻度が上がると思います。

多田歯科クリニックでは、地域に根ざした歯科医院としてあり方をいつも模索しています。自分の町の歴史や背景、これからの発展を考えながら、その中で、どのように町に貢献していけるのか？ちょっと大それたことのようですが、僕が今まで育てられたこの街に、何か恩返しができることがないか、いつもアンテナを張って、地域振興に貢献できたらいいなってことなのです。
そんな中、あるレポートを書く機会があり、敦賀の歴史にも大変興味を持ちました。
敦賀のことが、古事記や日本書紀に書かれていて、古くから国際的に開かれた港だったということを皆さんはご存じですか？
敦賀代表のゆるキャラ　ツヌガくんは「ツヌガノアラヒト」という人物（神様？）がモデルだそうで、額に角があったとかなかったとか。
日本海側屈指の港町として、重要な拠点だったため、幾多の戦国ロマンの舞台ともなったり、国際港として、華やかな時代もありました。
敦賀の歴史を学ぶことは、敦賀に誇りを持つことにつながります。

僕は敦賀の歯科医院として、誇りを持ち、地域に根ざした歯科医院にしていきたいと考えています。皆さんに支えられながらここまで来ましたから、歯科医療を通して恩返しできるようクリニック全体で日々精進する所存でございます。

今後も、地域に根ざした多田歯科クリニックを、どうぞよろしくお願いいたします。